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まちかど環境コラム


環境というと何かと節約のイメージが付きまとってきますが、私たちを取り巻く環境を50年後、100年後にまで残していくために、今、一歩一歩行動できることを楽しみながらするためにはどうしたら良いのだろうと日常生活の中で感じて行動していることを「まちかど環境」として、ポータルサイト解説にあわせて書き進めてみます。

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2008年12月16日

「こだわりを捨てました。」


買い物に行きますと、きれいに洗ってきれいに包装された野菜や肉や魚がたくさん並んでいます。小さい字で書かれた原産地をみますと、野菜のインゲンはタイ、ブロッコリーはメキシコやエクアドル国々が、肉は、地球の裏側のブラジルや南半球のオーストラリアが、そして、魚には、アフリカや北欧の国々の名前が書かれています。我が家の食卓を一年中豊かにするために何とたくさんの輸送料(フード・マイレージ)がかかって届けられているのでしょう。また、商品をきれいに包装するために何とたくさんの石油製品から作られた包装材で包まれているのでしょう。こだわりを捨てました。見た目のきれいさだけで商品を選んでいた消費者としてのこだわりを捨てました。出来るだけ自分たちの住んでいるところの近くで作られ、簡単に包装されている野菜や肉や魚を買うようにしました。季節によってはないものもありますが、それこそ正に「食から食卓への季節のあいさつ」と受け止めています。



2009年1月8日

「そして、こだわりを持ちました。」


あけましておめでとうございます。今年一年〔まちかど環境〕コラムをつれづれなるままに書き進めていこうと気持ちを新たにしています。我が家では食料品を買いに行くことを、ひそかに買出しと言っています。このように言いますと、戦中戦後の大変な時代をくぐり抜けて来た大先輩達からは、奇異な目を向けられてしまいそうですが。我が家では、美味しいものを食べたくなるときはどこから出てくるのかといわれるほどのパワーが全開となり、リュックサックを背負って、自転車、電車で買い物に出かけるからです。美味しい物を食べるためには、こだわりを持ちました。季節のものを、美味しく食べるためには、こだわりを持ちました。このようなこだわりを持ち出したのは、ドイツが東西に分断されていた時代の光景を思い出したからです。ハンブルクから西の北海に近い町ブレーメンの町の店先に、ギリシャから空輸されたしなびたレタスが一枚ずつばら売りされていて、その値段が日本の同時期のレタス一個の値段と同じでした。冬場のドイツでは、野菜サラダはあこがれの高級食品ということでした。しかし、春のおとずれとともに、身近な乗馬コースやゴルフ場で育ったアスパラを代表に次々と野菜が食卓に乗るのでした。ですから、私は、季節のものを、美味しく食べるために、こだわりを持ちました。リュックサックを担いで、買い物といわず、買出しに(小さい声で)といって出かけるのです。


2009年1月22日
「電力は電力浪費の元凶と言われるけど。」

TVや区報などでは、待機電力は電力浪費の元凶として、炊飯器の保温は最大でも3時間以内にしましょうとか、湯沸しポットは電力消費が高いので、必要なときに電源を入れてお湯を沸かすようにしましょうなどと言われています。我が家ではパソコンが一人二台の割合で、家庭に入り込んでいます。そのため、炊飯器やポットの電源がONになるときは、急激に電圧が上がりブレーカーがダウンすることが多いため、パソコンにとってデータが消えてなくなる大敵ですので、これは100%守られています。古くからパソコン使っている人にとっては、お約束事の一つです。パソコンはうっかり消すとデータのバックアップ中だったりすることがあり、大騒ぎになるからです。でも、待機電力は電力浪費の元凶と解っていても出来ないことがあります。ビデオです。家族の誰かが色々な設定をしていて、その内容が100%解っているわけではありません。ですから、待機電力は電力浪費の元凶と解っていても、消すことが出来ません。そんなことをしたら、家族の中で冷たい空気が漂い、ブリザード吹きすさぶ中で暮す破目になってしまいます。家庭円満のために、これだけは出来ません。他はパーフェクトと思っています。電気や給湯スイッチは小まめに消しますし、ビデオ等タイマー設定があるもの以外のものは電源を完全にOFFの状態にしています。各家庭それぞれの生活スタイルや事情がありますから、各家庭で目標を定め、家庭全体でのCO2削減対策が一番と思います。そして、時々、各家庭で、電気・ガス・水道・灯油・ガソリン等全部を合算して、CO2排出量のチェックをすることが一番ではないかと思います。



2009年2月5日

「どんぐりころころと割り箸。」

今年も花粉症の話題が春のおとずれとともににぎやかになってきています。何時から日本の山の木は荒れ放題という状態になってしまったのでしょう。間引きや枝打ちをしても、割り箸にさえ利用されず、利用価値のないものとして、放置されています。昔は、生活道具や農作業器具を作るための資材として、また、季節感を彩る装置を作るための材料として、日常生活の中で、山は重要な位置を占めていました。木の実や野いちごがおやつで、子供たちは学校から帰ってくると、自分の秘密の場所に出かけたものでした。今、山には木の実が乏しく、山に住む動物たちも住宅地にえさを探しに来ています。しかし、クールビズ・ウォームビズにより、いろいろな研究開発が行われ、技術革新がなされています。将来、何らかの解決策は、出てくると思っています。でも、私は今できることとして、国産材で作られた割り箸を見つけたときは、すぐ購入しています。森林伐採の元凶のように、割り箸はいわれていますが、国産の間引きや枝打ちからでた材で作られた割り箸は、今段階は日本の山を守る一つの良いものです。古くから受け継がれてきたものには、それなりの理由があります。現在、いろいろな情報が氾濫していますが、広い視野にたって見直すことも大事なことではないでしょうか。


2009年2月19日

「レジ袋そしてエコバック(マイバック)。」

地球温暖化防止、CO2削減、資源の枯渇にブレーキをかけるため、国をあげて、レジ袋削減キャンペーンが実施(環境省)されています。[レジ袋は1年間に約300億枚(1人1日約1枚)がごみになっています。また、容器包装全体の量では、容積で家庭ごみの6割を超えています。環境省では、容器包装ごみを削減するため、マイバッグ(「もったいないバッグ」と呼んでいます)やふろしきを持参してレジ袋を断ることを呼びかけています。]これらを受け、一部のお店ではレジ袋の有料化、レジ袋0運動などが進められています。しかし、現在のレジ袋をごみ焼却場で償却するとき、有害なガスの発生は抑制されています。今、我が家では、レジ袋は、少量のごみを捨てるときに便利に利用しています。でも、だからといって、不必要に山のようにレジ袋をタダだからといって受け取ることはないです。我が家の合言葉は、不要なレジ袋はもらわないようにしましょうです。家庭毎に各家庭の問題として、買い物の仕方を時々見直してみると良いのではないでしょうか。我が家ではリュックサックをよく利用しますが、一人一人が使いやすいエコバック(マイバック)を見つけてみては如何でしょうか。


2009年3月5日

「もしもし地球・・地球君!」その1


地球は今中年真っ盛りの46歳。そういわれると自分の体と同様に地球を愛しむ気持ちが強くなります。これは首都大学東京大学院の河村教授の「もしもし地球。地球くんの誕生日」というお話を聞かせていただいたからです。地球の年齢は100億年と決まっていて、今、誕生から約46億年目にあたるそうです。これを、人間の年齢に置き換えると、100歳までの寿命の人が、今、46歳の中年といわれる誕生日を迎えていると言えるそうです。私たちの体も、地球も同じなのでしょう。生まれてから、約50年が過ぎようとしています。毎日の生活でいろいろな老廃物が蓄積してきていて余分なものが堆積してきています。赤ん坊の時のようには行かないまでも、デトックスして、後の50年を元気出して活きていかないといけません。いえ、混同してきましたが、地球にも、元気出して活きてもらいましょう。こう考えますと、地球の立場で環境問題を考えることが難しくなくなってきます。

そこで少し、首都大学東京大学院の河村教授の「もしもし地球。地球くんの誕生日」のお話を紹介させていただきます。環境問題を地球の立場で考えて見ましょうといわれて、地球年と地球長というスケールを提案されています。
地球年とは、地球の歴史を解かり易くするために地球の1億年を1年として表現する方法です。0歳、直径10km位の小さな惑星が合体して地球が誕生。1歳6ヶ月(1億5000万年)、地球に隕石がぶつかり一部が削られ月が誕生。2、3歳(2、3億年)、地上はマグマの海となり地表温度は1,500〜1,700℃。6歳(6億年)、海ができました。地球の水の量は14億km3。7歳(7億年)、生命誕生。40〜41歳(40〜41億年)、大気の中身が変わりオゾン層出現。44歳(44億年)、恐竜出現。45歳(45億年)、恐竜絶滅。45歳12月9日(約600万年前)、人間出現。45歳12月31日(約20万年前)、火の利用。45歳12月31日午後11時59分(約200年前)、産業革命。今、沢山の生き物が絶滅し、人間だけが爆発的に増加してきています。このように、地球の歴史をとらえて考えると、たった1分前に様々な環境問題を起こしだしていることが良くわかります。私たちは母なる地球の道楽息子?かもしれません。
地球長とは、地球の直径を1mと考えるものです。置き換えますと、身長1m胴回り3m。地球の凹凸はせいぜい1mm未満でお肌はツルツル。海という皮膚は0.2mmで私たちの1/10。地球の水の量は太古から変化はなく14億km3。その中身は、海水97.5%、氷山・氷河1.76%、地下水0.73%、使える水0.01%。ちなみに、太陽は109mの大巨人となるそうです。


2009年3月19日

「もしもし地球・・地球君!」その2


地球は今中年真っ盛りの46歳。そういわれると自分の体と同様に地球を愛しむ気持ちがますます強くなります。地球は、水の惑星です。地球が出来た時の地球を取り囲む大気には水蒸気が80%とCO一酸化炭素20%で構成されていました。そして海が出来た時から、地球の水の量は14億km3と一定で、気体→液体→固体と変化しながら太陽エネルギーで地球の周りを回っています。その内訳は、海水が97.5%、氷山+氷河が1.76%、地下水0.73%、使える水0.01%となっています。本当に大切に大事にしたいものです。私たち一人当たりの水の使用量は、約250g/日といわれています。地球の水の量は太古から一定と考えたら、いくら使っても同じで変わりがないと勘違いする方が時々います。我が家の家族も一度勘違いしていました。でも、使える水を飲み水にしたり、汚れた水をきれいにして流すためにはたくさんのエネルギーが消費されています。私たちがこの地球上の資源を消費するのをたとえて、「親が50年かけて一生懸命がんばって作った財産を道楽息子(娘)がたった1分間で使い切ってしまうようなもの」という話があります。本当にその通りです。大切に使いましょう。下に東京電力のCO2家計簿(家庭でのエネルギー消費によるCO2)をつけました。参考に見てください。水道利用によるCO2排出係数は0.36 kg/ m3となっていますが、我が家では、2ヶ月で45 m3となっていますから、16.2 kg/2ヶ月となります。ちなみに、CO2排出量は我が家では、120 kg〜70 kg/人ですが、このコラムを読まれた皆さんは如何ですか?

東京電力のCO2家計簿

項目

使用量

CO2排出係数

CO2排出量

電気

kwh

0.33

kg/ kwh

kg

都市ガス

m3

2.28

kg/ m3

kg

プロパンガス

m3

6.22

kg/ m3

kg

水道

m3

0.36

kg/ m3

kg

灯油

g

2.49

kg/g

kg

ガソリン

g

2.32

kg/g

kg

軽油

g

2.62

kg/g

kg

地域冷暖房

MJ

0.057

kg/ MJ

kg

合計

kg

家庭でのエネルギー消費によるCO2には、これ以外にも、ごみ等廃棄物処理、資源リサイクル処理、バス・電車・航空機など公共機関利用による排出量があります。北欧等ではこれらも加算した計算式が公開され、日本にも紹介されています。興味をもたれた方は、インターネットで検索してみてください。



2009年4月2日

「春!ゲンゲ!?レンゲ畑!」

4月です。春です。お花見のシーズンです。花より団子のお花見は大好きです。でも、子供時代の思い出の中には、桜よりゲンゲ(方言でレンゲ)が4月の花です。4月といえば、甘茶祭りを思い出すからです。大人になってから、本来のいわれは知りましたが、子供時代は、レンゲの花束で飾り立てたお釈迦様に甘茶をかける子供だけのお祭りだと思っていました。旧暦の4月8日、今の暦では5月8日ですが、農繁期に入るため、私の田舎では4月8日となっていました。この頃、田植え前の田んぼは一面のレンゲ畑で、子供たちが走り回って転げまわっても好きなだけレンゲを摘んで冠を作ったりしても叱られませんでした。田植えの準備が始まると、一面に咲いたレンゲはすきこまれ肥料になるのですから。こんな原風景、今も残っているのでしょうか?化学肥料が田んぼに散布されるようになってからは記憶がありません。田舎の学校で農繁休暇(田植えと稲刈りの時の休み)が無くなったのもこの頃からでした。


2009年4月16日

「春!ミモザ・・ミモザ!!」

ミモザの咲く季節になりました。東京ではまちのミモザは5月にならないとかわいい小さな黄色の花をつけませんが、花屋の店先を飾っています。ミモザをみると本当に春全快と思うのは私だけでしょうか?最近では、落ち葉掃除が大変で、家々の庭先を彩っていたミモザも徐々になくなってしまっていますが、それでも時々散歩の途中に出会うことがあります。そんな日はなんだかとっても幸せな気分になります。昔からミモザの季節はお世話になった方に花束にしてプレゼントします。その時毎年決まったように「ミモザ館」(1924年のフランス映画:南仏の海沿いの町で下宿屋ミモザ館を営むルイズの話)の話題になり、なぜかミモザ好きは子供をマザコンにするというオチになるのです。そんなことを言いながら男女を問わず、ミモザ好きは意外に多いものです。それなのに、昔、飲み仲間が集合して大学教授の最終講義を聴きに行き、花束を差し上げたものですが、この時は残念ながらミモザの季節ではないのでした。

2009年5月7日

「海外へのMAILで困っていませんか?」


ゴールデンウィークも終わりましたが、海外旅行に出かけた方も多かったのではないでしょうか?海外に行かれた方は海外に住んでいるお友達へのお礼の連絡で大忙しではないでしょうか?相手の方が日本語のソフトの入ったPCを持っているとは限りません。でも私等の母語mother languageは日本語。日本語以外の文章は苦手。私だけではないと思います。皆さんはそんな時どうしていますか?以外にローマ字の利用価値が高いことご存知でしょうか?今ほとんどの方はPCの入力をローマ字で行っていますよね。ですが海外とのMAILやり取りに有効なツールであることを知っている方は少ないのです。ですから、MAILの頭に「This is SUZUSHIRO(自分の名前)from Tokyo(自分の所在地)」「I am a Japanese」「This is Japanese language only, ROMAZI」の3行付けてローマ字で、気軽にお世話になったお礼のMAILを一杯書きましょう。


2009年5月14日

「???アラビア語?エスペラント語???ローマ字だ!」



皆さんは何時からMAILするようになりましたか?PC入力をローマ字入力何時からですか?私も考えましたが思い出せません。今から10年ほど前、東京のある大学の教授がパリ大学へ送ったMAILで起こった大騒ぎが、「???アラビア語?エスペラント語???ローマ字だ!」です。PCで入力する時、「watashi ha suzushiro desu・・・」とすれば良いところを「watashihasuzushirodesu・・・」と繋げてしまったからです。この文章がローマ字と判明するまでに3日程かかったとか。高名な教授なので注意もできず本当に困ってしまったそうです。先週のコラムで海外へはローマ字でお気軽にと書きましたが、パリ大学での大騒ぎのようにならないようにローマ字を使用する時空白を入れるという注意事項だけは守ってください。


2009年5月21日

「キーボード様々」


世界にはどのくらいの種類のキーボードがあるのでしょうか?一度数えてみましたが、26種であきらめました。言語が、世界最大の言語学事典『言語学大事典』(全7巻、三省堂、1988−2001年)には3500余りの言語が収録されているそうですから、どれくらいあるのでしょう。言語に合わせてキーボードが作られていますから、アルファベットが無い言語のものもあります。アルファベットがないものは、あきらめの心境で眺めますが、「A」と「Q」の位置が逆とか、「Z」が上段に移動して左下に「W」がある等と一部が変わったものに出会った時が一番パニックになってしまいます。海外旅行の時にその国のキーボード状況を観察するのも、ちょっとした楽しみでもあります。でも、日本には秋葉原がありますから、秋葉原探索でかなりの数の異なったキーボードに出会えるかもしれません。


2009年5月28日

「夏休み前の日本人の憂鬱」


昔友人が自分の子供の学校を探してヨーロッパ中の私立の全寮制の学校めぐりした時、「こんな所では日本人の生徒には出会わないだろうと思っても必ず一人は在校している」「日本人個人の情報収集力は凄いと思った」と言っていました。もう少しで夏休みですから、学校や職場から日本に帰ってきます。その前に、「夏休み前の日本人の憂鬱」が始まります。それは世界に秋葉原が有名だからです。東京に帰るとの情報が流れると長い買い物リストが回ってくるそうです。ところが日本の秋葉原は世界最先端の仕様が一般用として販売されているため、海外で使用されている部品では「バッタ屋」巡りして探さなければならない状態で、逆の意味で入手できないことのほうが多いといいます。だから、日本に夏休み帰ってくるのを誰にも知られないようにしなければならないので今の時期海外にいる日本人は「夏休み前の日本人の憂鬱」に陥るようです。


2009年6月4日

「母語mother language」


5月7日の今日のコラムで「母語mother language」のことを書きましたが、IOCの2016年のオリンピック候補地視察団へのスピーチで、石原都知事は「母語mother language」が日本語なのでと言って日本語のスピーチをしていました。色々な国で多くの方に出会った時、その方の「母語mother language」は何か質問しなくてもわかる方法あることご存知ですか?私はヨーロッパの町で通訳を個人で雇ったことがあり、この方から、楽しいゲームとして教わりました。それからは何時も密かな個人的楽しみにしていました。それは、30枚以上のお札を数えていただくことです。数え方、1回目は英語・フランス語・ドイツ語要はそこの場所の言葉。2回目、1回目と同じ。でも、3回目には、自分の「母語mother language」の数の数え方になります。30枚以下だと2回しか数えない方もいますので、30枚以上で。私ですか?勿論!「いち、に、さん・・・・」「母語mother language」は日本語ですからね!


2009年6月11日

「ゲームは国際交流の一番のツール?」


ゲームボーイの話といいますと時代を少々さかのぼることになりますが、今回は「ゲームは国際交流の一番のツール?」で今日のコラムを書き進めようと思います。昔(あっ、そんなに大昔ではありません)、息子達と3人でヨーロッパ2週間ほどの旅をした時でした。トランジットでフランクフルト空港の待合室で2時間次の飛行機を待っていた時でした。小学生だった息子達は時間を持て余し、2人でゲームボーイを始めたのでした。その時です。始めてから10分ぐらいしたら、2人の廻りに人だかりが出来だしました。会話の内容はゲームの攻略法の話です。飛び交う言語は、ドイツ語・フランス語・スペイン語・アラビア語・英語・・息子達の日本語です。会話が成り立っていたのです。息子達以外は全員大人の男性。私ですか?横で本を読んでいましたが、余りのパワーで隅っこに。2時間後、皆さんそれぞれの方向に、ゲームの攻略法を頭に、笑顔で分かれて行ったのでした。



2009年6月18日

「日本人はやっぱり浴槽に浸からないと・・」


何人かの仲間で仕事がらみで海外旅行すると、都市部のアメリカンスタイルのホテルには、初日と最終日に宿泊できるだけで、他の日は地方の昔ながらのホテルに宿泊となります。地域の生活が良くわかり楽しいことが多いのですが一つだけ問題があります。お風呂です。疲れてくると私達日本人はどうもDNAに植えつけられているかのように浴槽にゆっくり浸かって一日の疲れを取りたいという欲求がどうも体の芯から沸き起こるようです。シャワールームで如何にお湯を溜め、肩までお湯に浸かるかの知恵の出し合いとなります。絶対人には見せられない格好、肩をお湯に沈める為ありとあらゆる努力をしだします。毎日夕食時はこの話題で30分位盛り上がります。そして、オチは「日本人はやっぱり浴槽に浸からないと・・」です。皆さんはどのようにしていますか?



2009年6月25日

「領収書下さい」


海外旅行した時、「領収書下さい」をその国の言葉でなんと言うか悩みませんか?その言葉を知っていれば日本にいるのと同じように受け取ることができるのですが。ネットで調べてみました。
英語:Can I have receipt?
中国語:ちんかい ふぁーぴゃお 
韓国語:よんすじゅん じゅせよ 
ドイツ語:クィトング ビッテ 
フランス語: S'il vous plait faites un recu「アン ルシュ スィルブプレ」
この位でよく解りません。旅行会社か航空会社の方、サイトに載せてくれませんか?ちなみにドイツではチップ込みで領収書発行してくれますし、きちんと計算して差額はおつりまでくれます。こんな風に各国の習慣で様々です。2016年のオリンピック開催が今年の10月決定したらこんな小さなことも必要になると思うのですが。そう考えると旅行会社や航空会社に頼むより、東京都にお願いしたほうが早くて確実でしょうか?



2009年7月2日

「まちづくり(1)」

今年も半分が過ぎました。暑い夏の到来です。今月は【まちづくり】について書き進めます。まちづくりといいますと皆さん頭の中に色々なイメージが浮かんでくると思いますが、30年程前は一般的な言葉ではありませんでした。逆に次世代の子供達に私達が育まれてきた原風景をどの様な姿・形で残し引き継いでもらうことができるか真剣に議論し、辿り着いたのが、地域社会の絆であり、鎮守の森と田園風景そして里山というキーワードでした。社会的には、受け入れられず、工事中の街とまで言われる有様でした。しかし専門家の間では高い評価を受けたのを心のよりどころに東京のある街は完成しました。その街も今少子高齢化の波に揉まれています。30年前は都心部だけの問題でした。その街が第2段階の変遷をどのように遂げていくのか見届けたいと思っています。


2009年7月9日

「まちづくり(2)」

まちづくりといいますとどちらかというと郊外のニュータウンをイメージされる方や、行政が基本計画を策定して行うものと感じている方が多いですが、民間による都心部でのまちづくりも沢山行われています。どの様な場合も20〜30年の歳月を懸け完成しています。30年後、第2段階の見直し時期を迎えるのです。建物の耐用年数はありますから利用形態を見直し、コンバージョンして行くのです。しかし、受け継がれる名前には、計画時の想いがテーマに隠されています。例えば、ラフォーレは森のフランス語読みで森ビル、109は東急、用賀のタワーは高さが109m。ARKヒルズは赤坂・六本木開発でその流れから六本木ヒルズ。光が丘は公募。駅名でも、池尻大橋は旧池尻駅と旧大橋駅の間に新しく出来た駅名です。こんな雑学からも思い入れがふつふつと。まちの散策の折に色々楽しんでみてください。



2009年7月16日

「まちづくり(3)」


新しい街が出来た時立派な樹木が植えられていて気持ちが良いですが、樹木がどこから運ばれてきたか想像してみたことはありませんか?計画が始まりますとその敷地内の樹木全ての調査が行われます。調査の結果、残すもの(残存)動かすもの(移植)廃棄(伐採)に分類されます。不足分は畑(苗ホ)等から取り寄せです。北海道から関東には直接運ばれることなく、宮城県あたりで一年間気候に慣れさせてから運び込まれます。昔、大阪で花博がありました。オーストラリアからバオバブの木が運ばれてきましたが、気候風土に慣れさせるため、沖縄の島で一年間大事に育てられました。保育管理されました。その後花博の敷地に運び込まれました。皆さんの街で日常当たり前のように通り過ぎている街かどの街路樹や公園の樹も、このようにして現在の場所に植えられ、今街を見下ろしています。そして、私達に木漏れ日を提供しているのです。この様な話を想像しながら時々は見上げてあげてください。


2009年7月23日
「まちづくり(4)」

街の中には色々な樹木等が植えられています。新宿区高田馬場付近の明治通りの街路樹等は見事な枝ぶりのまま人々を楽しませてくれる反面、一時的に信号機が見えなくなる時期があります。でも、運転者の方々からは見えているのでしょう。事故が起こった記憶がありません。それはともかく豊かな街路樹がある半面、R246の世田谷区内にあるような街路樹とは見えない街路樹もあったりします。しかし、街路樹には様々な役割があります。まちの風景づくりから始まり、歩行者や運転者の安全等等。最近では、地球温暖化防止・CO2削減の観点から、都市部での街路樹や公園の樹木によるCO2吸収効果が高く山林の樹木の吸収効果の3倍以上あるとの調査及びデータ解析結果が公表されています。また一つ街の中の樹木に対し新しい価値観が持たれようとしています。そのように街は、時代の変遷の中新しい価値観が生まれ、時代の要請によって新しい装置が組み込まれる等、いくつもの段階を経ながらも、そこに住む私達にふるさとの原風景を見せてくれようとがんばっているのですね。


2009年7月30日
「まちづくり(5)」

ロボット研究者が集まり研究方針を議論する時、日本では鉄腕アトムがあり、ガンダムがあり、どらえもんありで、共通認識には本当に役立っているとよく言われています。まちづくりでもその点には引けをとりません。本当に助けられています。ですからまちづくりの企画初期段階の現場では、企画書とともに、裏企画書と言いますかイメージを伝える手段によく使われています。いました。風の谷のナウシカ・天空のラピュタ・・ブレードランナー(舞台が日本)。上司に伝えるため、最後にはビデオ見せた強物もいました。私等もブレードランナーで大激論2時間という記録が有ります。その時の場所に行くと企画段階の思いがふつふつと湧き上り誰彼構わず解説してしまいたい衝動にかられます。友人や家族からは耳にタコが出来たとうるさがられています。ここはどこか?は、ご想像にお任せします。


2009年8月6日
「ひとり環境フェスタ2009(1)」


8月です。クーラー全開の季節となりました。【地球温暖化防止・CO2削減】と昨年に続き情報が発信されています。しかし、外に出ると朝からあちこちの家庭からクーラーの活動音が響いてきます。きっとパブロフの犬状態と言いますか条件反射でスイッチON状態にしているのではないでしょうか?我が家では家族をパブロフの犬状態から脱却させるため、いろいろな対策を行っています。その対策に付けた名前が【ひとり環境フェスタ】なのです。2008に続き2009も進行中です。標準的な数値を基準に何%の+−を確認しています。家庭では117Kg/月・人(自家用車なし)、167Kg/月・人(自家用車あり)。事務系ビジネス83Kg/月・人。昨年は標準か-5%が限界でした。でも、今年は1月から3月が-5%、4・5月は-15%、6月はなんと-33%。きっと生活のスタイルになったのでしょう。そこで、今月は我が家の【ひとり環境フェスタ】を紹介させていただきます。※東京都の環境局から2007年度の温室効果ガス排出量及びエネルギー消費量(速報値)が発表されました。2000年比、産業部門(5.1百万t▲25.6%)運輸部門(13.9百万t▲21.4%)で共に減少、業務部門(21.3百万t+12.7%)家庭部門(13.9百万t+14.7%)で共に増加。家庭で出来る一人一人の積み重ねが大事だと実感しています。



2009年8月13日

「ひとり環境フェスタ2009(2)」



環境省のサイトで【地球温暖化防止・CO2削減】等に興味があるか等のアンケートのサイトを見ました。少しショックを受けました。興味を持っている方24〜35%程度という現実に。何年か前から一年間を通してあちこちで環境関連のフェスタが開催されています。興味が無い等と言わず足を運んでみてください。家庭で出来ることが一杯紹介されています。我が家でも最初は、電気・ガス・水道料金を如何に安くするかというところから始めました。なぜ下がらないのかどうやったら良いのかと考えた時、環境関連のフェスタには一杯ヒントが、簡単に直ぐできることが、ありました。気が付いたら行動です。始めたら楽しくなました。そしてもっと楽しもうという気になりだしました。【ひとり環境フェスタ】楽しむために、コラージュでポスターを月一で作りだしました。展示場所は我が家のトイレです。俄然やる気が出ましたので、【ひとり環境フェスタ】料理部門を開始しました。次回に紹介します。※エコクッキングは東京ガスが商法登録持っていますので、【ひとり環境フェスタ】料理部門と名前を付けました。



2009年8月20日

「ひとり環境フェスタ2009(3)地産地消」


今野菜の国内生産は84%達成と言われます。スーパーの店頭に表示されている生産地には確かに一時に比べて外国産の野菜が減ってきた実感があります。これはでも環境問題に端を発した日本の農家を消費者が守り育てようというムーブメントの表れでしょうか?どうも中国産の餃子問題に端を発した消費者の安全志向から来ているのではないでしょうか?フードマイレージ・地産地消という考え方は今一つ消費者の心に届いていないように思います。【地球温暖化防止・CO2削減・クールビズ】という話はどうも食品等の話には結びつかないようです。地球の資源を無駄遣いしないためという発想にはならないようです。少し前までは地球規模で生産地と消費地の役割分担させるのが良いといわれてきていました。工業製品が海外生産に拠点を移したのと同様に、世界中から日本の食卓に上ることが良いことだとされていました。フードマイレージ・地産地消と言われても、疑い混乱してしまいます。私自身は近所の農家の方に美味しい美味しいとほめ続け、農業を続ける元気の源に少しでもなってもらえるよう、地産地消で食卓を賑やかにする料理をがんばっています。世田谷産のインゲン、練馬産のキャベツ、千葉産の豚肉、千葉産のお米美味しい。お米は精米して配達してもらっています。※お米が届いた晩御飯は家族のご飯が進みますので5Kg毎に頼みます。



2009年8月27日

「ひとり環境フェスタ2009(4)地産地消」

食材は地産地消がなんとかできるようになりました。価格も我が家の食材費の中で収まっています。でも、パスタはイタリア産、オリーブ油はスペイン産、と一部はこだわりなく海外からの物です。大変なのは調味料。塩です。結局色々な種類の塩に囲まれました。魚系の料理には小笠原の塩。肉系の料理には岩塩系。ヒマラヤの塩。野菜をゆでる等には沖縄の塩。そして、砂糖は沖縄の物、小麦粉は石川県の井村さんの有機小麦等々。大変だったのが、味噌・醤油です。我が家では二反田醤油店のもの大分から取り寄せだしました。なぜなら、全国の醤油屋さんネットワークのサイトをやっと見つけました。 http://www.soysauce.or.jp/about/block.html でも、材料の産地や作り方、注文の仕方が分かりにくいものが多数です。中小企業庁が地域の魅力セレクションという事業をしていますが、都市部の消費者が注文しやすいようにこの点の指導していただけると、本当に大助かりなのですが。都市部の消費者はネットで集めた情報を、仲間内で口コミ情報交換し合っているのです。※塩は比較的入手しやすく色々購入して味見したため気が付いたら5・6種類になってしまいました。



2009年9月3日

「エコでおいしい生活?」


伊東静雄の詩の作品「夏の終わり」の中の一節「・・夜来の台風に一人はぐれた白い雲が・・・さよなら・・さよなら・・(昔の中学の教科書に載っていた一節のうろ覚えですが)」では無いですが、台風9号が日本のあちこちで被害を出した後、東京の季節は秋ですという感じの9月です。結局、天候不順で、今年の夏は東京では真夏日は0(ゼロ)!で、TVでは、野菜の生育に影響が出て価格が高騰していて、主婦が大騒ぎしている様子が流されています。このコラムを読まれている皆さんは如何ですか?私は近所の畑の野菜が、梅雨の頃は雨不足で生育不良、そして今度は天候不良でまたまた生育不良という状態で、大量に消費出来た昨年の夏を少々懐かしく思っているという感じです。でも、良いこともありました。真夏日0(ゼロ)!のおかげで結局今年の夏は、とうとうクーラーのコンセントを抜いたまま暮らせましたので、夏場にもかかわらず、我が家のCO2排出量は、平均値117kg/日・人の35%オフという結果になりました。


2009年9月10日


「エコ?」

エコとは、どういう意味の言葉でしょうか?エコロジー(ecology)生態学とエコノミー(economy)経済の両方を指す言葉として生まれてきた言葉といわれています。余計混乱してしまいますので、調べてみました。どうも、エコロジー(ecology)生態学(同一種の生物集団を研究対象とする個体群生態学と、同一地域でともに生活する複数種の生物集団を扱う群集生態学に大別)は自然の中での集合としての生物を対象とする生物学、別の言い方をするなら、自然界の生物の生存のための活動を解明する学問ともいえるので、エコノミー(economy)経済とも根本的には共通性が高いことから、「エコ」という言葉は生まれてきたようです。公害問題などを解決するための学問として、エコロジー(ecology)生態学が注目され、エコロジー運動(エコロジズム、エコロジスト)という言葉が生まれ、その後、エコロジー(ecology)環境に良いという意味に変遷し、本来の生態学の意味からは遠のいてしまったというのが、実情のようです。そしてまた、「サスティナブル・デヴェロップメント(持続可能な発展)」という考えが生まれた時、「エコ」という言葉の意味は、どちらか一方だけが発展するのではなく車の両輪のように環境と経済はつながって手を繋ぎ、豊かな社会を築いていこうと言う考えとなったと言われています。



2009年9月17日

「サスティナブル?」

「サスティナブル」「サスティナビリティー」や「持続可能」という言葉が良く使われますが、どういう意味の言葉でしょうか?調べてみました。1992年の地球環境サミットで当時のアメリカのゴア副大統領が「サスティナブル・デヴェロップメント(持続可能な発展)」という概念の提言をし、国連環境開発会議(地球環境サミット)のリオデジャネイロ宣言やその行動計画(アジェンダ21)に盛り込まれてから、主に環境と経済の両立を目指す概念として広く使われるようになったキーワードのようです。「存続可能な」「持続可能な」などと辞書で訳されている「サスティナブル」とは、いままでの発展・拡大モデルに限界が見えてきた中未来に続いていかないようなシステムではなく、大きく発展しなくても限られた資源をムダがないように活用しつつきちんと未来社会に継続していくことを目標としたシステムとして、位置づけられた言葉です。同様に、サスティナブル建築という概念が有ります。地球環境や人への負荷を極力抑えるよう計画し建築されたもの。建築物の耐久性・省資源・リサイクル・省エネルギーなど工夫が盛り込まれています。



2009年9月24日

「省エネからスマートグリッド?」

つい最近まで、省エネ・・と言っていたのに突然のようにスマートグリッドという言葉が飛び交っています。第一、スマートという言葉は「カッコいい!(少々強引な約?)」という意味だと思っていましたら、今は、スマートという言葉は「賢い」という意味だというではありませんか!驚いてばかりではいられません。調べてみました。「スマートグリッド」とは、情報技術を積極的に用いて、供給者と消費者のあいだの電力伝送における課題を解決しようという概念であり、計画のことである。まず、米国の電力事業者で発想され、関連する産業や政府が賛同し、欧州とアジアでも注目されはじめている。今後、求められる送電網の姿を探り、エネルギーの無駄を省きながら最小のコストでインテリジェントな送電網を構築することに狙いがあると、ウィキペディアに書いて有りました。そして、スマートグリッドそのものは概念的な色彩が濃く、計画内には具体例が乏しいとしながらも、実現サービス例として、スマートメーター・事故発生時の迅速対応 ・電力使用の遠隔制御 ・分散発電による売電の効率化とトラブル回避・電気自動車類の充電・放電スケジューリングがあげられています。要は、エネルギーとしての電気を有効に賢く使うための大きな概念で、技術はこれからと言うことですね。



2009年10月1日

「グリーンエネルギーとクリーンエネルギー?」

10月は日本の発電方式について考えてみたいと考えます。4種類に大分類され、原子力発電・火力発電・水力発電・新方式発電(太陽光発電・風力発電・バイオマス発電・地熱発電・燃料電池発電・ゴミ発電等)となります。そして、グリーンエネルギー、クリーンエネルギー等の呼び名も有りますが、分かりにくいので、改めて調べ整理してみました。(間違った記述がありましたら当サイトにご連絡ください)

※グリーンエネルギー(Green Energy)とは、グリーン電力(Green Electricity)に代表される、自然エネルギーから作られるエネルギーのことを指し、クリーンエネルギー(Clean Energy)とは、

発電方式

エネルギー

環境汚染

CO2発生

備考

原子力発電

ウラン

廃棄物処理

-

次世代のトリウム等に問題解決の期待

火力発電

(化石燃料)

石油

石炭

天然ガス

CO2発生

CO2発生

CO2発生

地球温暖化の原因の一つと言われている

グリーンエネルギー

水力発電

クリーンエネルギー

新方式発電

太陽光

風力

地熱

燃料電池

クリーンエネルギー

クリーンエネルギー

クリーンエネルギー

クリーンエネルギー

バイオマスゴミ

CO2発生

CO2発生

資源循環でCO2発生0



2009年10月8日

「太陽光発電」

新方式発電では一番早く実用化したのが太陽光発電です。エネルギー源はクリーンエネルギーの太陽光です。実用化が速かったため新方式発電の中でも一番制度が充実しており、設置に補助金が出るとともに電力会社に売電が可能です。反面、設備コストが高く、発電は天候に左右されると言う難点があります。しかし現在の発電も基幹を担っているのは水力発電・原子力発電で、増減調整は火力発電が担っています。よって、スマートグリッド等との概念が構築されれば位置づけも変わって来ると考えられます。施設的にはメンテナンスフリーと言う優れた点をもっているため、逆にアフターサービス不要との誤解が生まれ、思わぬトラブルもあります。@落ち葉などにより一部分が発電能力減少し、全体の発電能力が減少するホットスポット現象Aホットスポット現象を回避するためバイパスダイオードという技術が組み込まれたものの逆に故障部分の発見が遅れるという現象B地域の昼夜間の電圧変動を受けたトラブルで電圧抑制上昇という現象Cハトなどがパネルの下に巣を作る現象等。しかし、これらは実際に設置してみて起こる問題で、アフターサービスの充実とともに解決の努力が図られています。



2009年10月15日

「風力発電」

「風の力」で風車をまわし、その回転運動を発電機に伝えて「電気」を起こします。オイルショック以来、欧米で普及しました。初期には日本では輸入品が多かったため、台風時に回転翼が風圧に耐えきれず破損する等の問題が多くありました。風力エネルギーの約40%を電気エネルギーに変換できるため比較的効率の良いものとして評価が高いです。現在では、安定した風力(平均風速6m/秒以上)の得られる、北海道・青森・秋田などの海岸部や沖縄の島々などで、440基以上が稼動しています。そのためかどうかは定かでありませんが、日本での風力発電が可能な土地は「演歌が似合う土地に似合う」との例えがあります。この風力発電にも問題はあります。@景観を改変してしまうA回転翼が回る時の騒音Bビルと同様渡り鳥への障害物となる等です。しかし、技術革新でプロペラ型ではない回転翼の開発等も進んでいます。騒音に関しても同様です。風力発電も太陽光発電同様、問題解決のための技術革新は着々と進んでいます。


2009年10月22日

「バイオマス発電」

バイオマス発電は、木質バイオマスと、研究が始まった海洋バイオマスがあります。要は、これまでの火力発電では、化石燃料(石油・石炭・天然ガス)をエネルギーとしてきたものから自然から作られたものに変えると言うことです。木質バイオマスは、エネルギーとして、林業で発生する間伐材や端材を利用するものです。ですから発電に伴っては、化石燃料ほどではないですがCO2の発生はあります。しかし、森林の二酸化炭素吸収量とほぼ同程度となるため、収支ゼロとなり、伐採された林地には新たに植樹し営みを繰り返し、循環させるということです。このように「林業」と「発電」を組み合わせて考えたものが木質バイオマス発電です。研究が始まっています海洋バイオマスは、海の藻類をエネルギーに利用しようと言う考えです。日本の周囲には海が広がっています。原料となる海の藻類は豊富です。期待が持たれています。

※バイオマスとは、広義には「太陽エネルギーを貯えた様々な生物体の総称」です。



2009年10月29日

「ゴミ発電」

バイオマス発電が、火力発電のエネルギーを化石燃料に変えて木質バイオマス等を利用するように、ゴミ発電は、火力発電のエネルギーを化石燃料に変えて都市のゴミを利用した新方式発電の一つです。東京23区の各施設も順次新しい施設に変換し改修工事も終わり、ゴミ発電所として本格的に始動しています。昔、千葉県のある市の清掃部門の方に良く言ったものでした。世間から嫌われている施設の管理をしていますと自嘲気味に言われた時、都市資源による発電所と看板掲げられる日が来るよと。今、現実になって来ていますが、あの時の方はもう退職しています。時間の流れの中、ゴミ発電は技術革新を実感します。

その他、波力発電、地熱発電、燃料電池発電、海水温度差発電、潮汐発電等、新方式発電があり、地中熱利用も進んでいます。



2009年11月5日


「環境イベント花盛りの10月でした。」



10月はいろいろ環境関連のイベントが花盛りでしたが、皆さん、出かけられたでしょうか?その中で、市民の皆さんひとりひとりへの環境問題を考えた生活提案として必ず「物(エネルギー始め食品等)を無駄なく使いましょう」「余分な物(エネルギー始め食品等)は買わないようにしましょう」「ゴミは出来るだけ少なくしましょう」等という言葉が掲げられていました。何年も前からですから生活スタイルにしっかり浸透してきた帰来があります。「ロハスLOHAS(Lifestyle Of Health and Sustainability)」「ナチュラル」「エコ」「シンプルライフ」そして三浦展氏は最近の著書で「シンプル族」の存在を主張されています。「倹約は美徳なり(消費行動を捉える概念として)」という言葉が消費者の新しい価値観として台頭しつつあり、ビジネスシーンにおいては無視できないムーブメントとなっており、世の中を変革する「環境産業革命」の主軸に躍り出そうな勢いです。そこで、今月は、台頭してきたこの様な概念を三浦展氏命名の「シンプル族」を参考に書き進めていくことにします。



2009年11月12日


「物を消費しない生活者たち(シンプル族@)」

「倹約は美徳なり(消費行動を捉える概念として)」と考えて、別にお金が無いからではないのですが、物をあまり買わないというより、不要な物を買うことに罪悪感さえ覚えだしているようです。借り物・頂き物に加え、気にいったものであれば拾った物で十分と考えているのです。価値観は「飽きが来ない」「シンプル」、自動車から自転車へ、ママチャリからロードバイク(街中を走る10万〜50万円クラスが人気)、そして自転車とのコーディネートのファッションが大人気。日本人の美意識が「伝統」「モダン」「ポスト・モダン」そして「シンプル」へと移り変わったようです。年代別美意識階層とも受け取れますが、環境問題に対する生活提案がこの様な生活者たちのスタイルにスポットライトを当てた見る方が良さそうです。この傾向が大量消費社会からの脱却となるならば、国・都道府県・区市町村・市民を巻き込んだ環境問題の啓蒙活動の一環として生活提案を行ってきた活動も、第2段階へと進みつつあると考えられるかも知れません。



2009年11月19日


「手作り大好き生活者たち(シンプル族A)」

「倹約は美徳なり(消費行動を捉える概念として)」と考えて、物をあまり買わない傾向があるようですが、自分が生活必需品と思う物だけには価値ある使い方としてお金を使う傾向があります。流行だからとか周りの人たちが持っているから買うのではなく、自分が気に入った物だけにはこだわって買う傾向があります。ですから、職人の技のある品物など、自分の生活を演出するキュレータのように、物語性のある品物にはこだわりを持っています。長く使える品物にこだわり、自分自身でもいろいろ長く使えるように改良を加えたりします。このようなスタイルは大量生産大量消費社会を潜り抜けた結果起こってきた地球環境に対する様々な問題を解決していこうとする人たちが、地球の資源を無駄なく有効に使い、それぞれが地球環境に対し責任ある行動を取ろうとする考えからの行動ではないでしょうか?また、この結果、伝統技術に裏付けされた品物に対し、熱い目線が注がれているという現状もあります。このような生活者たちが「環境産業革命」を方向づけていくのでしょうか?



2009年11月26日


「手作り大好き生活者たち(シンプル族B)」


先週の「手作り大好き」を読み返しましたが、何故かふと、「バウハウス」を思い出してしまいました。多分捉え方として、この様な生活者たちは、商品を創り出す側からの視点ではなく、消費者の視点での「バウハウス」といっても良いすぎではないような気がしてきました。(個人的見解ですが)11月のまとめとして、整理してみますと、彼らは、生活の基本を大事にし、健康で環境に良いライフスタイルを行い、豊かさと消費に付いて考え方を最小限に抑え、精神性や健康を重視し、家族や友人と質の高い時間を過ごすことを重視するという、どちらかというと倹約的な生き方が信条で、外面的にはシンプルに内面的には豊かに暮らす傾向が伺えます。そして、食にこだわりを持ち、「地産地消」の実践者たちです。環境問題を語る時、農業問題、食料自給率の話は避ける事はできません。今食料自給率は41%。しかし、この様な実践者たちの台頭が、環境問題を軸とした産業構成にじわじわとした影響力を行使しだしています。期待感をもって、単なる流行に終わらない事を願っています。※バウハウス(ウィキペディアより)1919年、ドイツのヴァイマールに工芸学校と美術学校が合併して「国立バウハウス・ヴァイマル」設立され、美術(工芸・写真・デザイン等を含む:日本ではこれにアニメも含まれた)と建築に関する総合的な教育を目指したが、1933年ナチスにより閉校。初代校長は建築家ヴァルター・グロピウスが、そして建築家ミース・ファン・デル・ローエが3代目校長に。後にミースがアメリカに亡命し「バウハウス(合理主義的・機能主義的な芸術)の運動」を伝えた。「ヴァイマールとデッサウのバウハウスとその関連遺産群」は、1996年世界遺産(文化遺産)に登録された。<バウハウス叢書>の刊行も含め、後世の美術芸術・美術思想・美術教育等に与えた影響は大きい。(私のコメント:日本では団塊の世代のボザール系出身の建築家にはバウハウスの流れを汲んだ教育を受けたと自負する人たちが多い)



2009年12月3日


「11月21日セミナー開催しました。」

2009年度になり、改正省エネ法の施行を目前にして、東京都の区市町村において改めて地球温暖化におけるCO2削減対策に関するセミナーが開催されています。そこで、京都議定書目標達成計画の横断的施策として位置付けられている「国民運動の展開」の視点に立ち、経済界・NPO・労働界・研究者等と連携しつつ、知識の普及や国民運動の展開を図る為、私達もその一端を担うべく、「地球温暖化におけるCO2削減対策セミナー」を企画しました。結果、環境セミナー事務局において、2009年7月から約5ヶ月の準備期間をかけ、2009年11月21日(土)、「地球温暖化におけるCO2削減対策セミナー」を開催することが出来ました。当事務局としましては、初めてとなる環境セミナーとなりました。約200人収容の教室を会場に恥じないような体制作りから始まり、手探りの状態から企画が立ち上がりましたが、「地球温暖化におけるCO2削減対策セミナー」の第1段階となるよう考え、各方面へ講師の依頼を行い、快諾いただき開催にこぎ付ける事ができました。4時間という長い時間のセミナーとなりましたが、100名という多くの方々にご参加いただき、関心の深さに感動した次第です。また、関係各方面の方々から、多大なご支援を頂き、感謝しています。感動と感謝の気持ちを込め、順次、セミナー概要の説明をさせていただきます。

「開会のあいさつ」
練馬区長志村豊志郎殿代理
練馬区環境まちづくり事業本部本部長
伊藤政寛氏

「経済学の立場から見た地球環境問題」
武蔵大学経済学部
横倉尚教授

「地球年(地球の立場から見た地球環境問題)」
首都大学東京産学公連携センター
大学院都市環境科学研究科都市基盤環境工学専攻(水文学)
河村明教授

「省エネルギー対策推進」
東京都地球温暖化防止活動推進センター
常慶隆一氏

「『国内クレジット制度』を活用した中小企業のための支援事業」
全国中小企業団体中央会 政策推進部エネルギー管理士
大槻満氏

「練馬区における地球温暖化CO2削減対策」
練馬区環境まちづくり事業本部環境清掃部参事
鈴木義明氏


2009年12月10日


「開会のあいさつ」

(練馬区環境まちづくり事業本部 本部長 伊藤 政寛 氏)」



【環境セミナー事務局要約】
今、先進国で温室効果ガス議論が進み、25%カットという話も出てきている中、練馬区としても環境問題への取り組みの対応として、平成21年3月に、地域推進政策としてまとめる運びとなっています。しかし、環境問題は、私達世代が、次世代の子供達が住み続けられるよう、地球をどの様に守って行くかという、地球規模で語る環境問題を見据えることが重要で、やはり、各自が日々の生活の中からしっかりと足元を見つめ直すと言うことが大事なのです。

その視点で、練馬区を見てみますと、区は23区の中では一番の農業区であり、この都市農地に目が向けられます。環境問題対策には、この農業が営まれている都市農地の多面的な機能をどのように活かすかが重要なのではないかと、期待が広がるところです。

【環境セミナー事務局コメント】

当日は、練馬区内において、アニメや農業に関するイベントが目白押しの中、ご来場の上、「開会のあいさつ」として、環境問題を未来に向けた視点から話して頂きました。私達世代は過去からの贈り物に囲まれた環境の中で生活しています。そのような私達世代は次世代の子供達に何を未来への贈り物として残した環境を届けられるのでしょうか?環境問題を自分のこととして、しっかり足元を見つめ直す大事さに気付かされました。


2009年12月17日


「経済学の立場から見た地球環境問題」

(講演者@武蔵大学 経済学部 横倉 尚 教授)

【環境セミナー事務局要約】
武蔵大学の対策を紹介しますと、各種方策が様々な場所で試行錯誤しながら採用され、CO2削減への努力がされていることがお解りになると思います。本題に入りますが、環境問題は、地球レベルでの原因・対応・結果となります。将来の為に資源を必要なところにどの様に配分して行くのかが問われる問題でありますから、曖昧なものとなります。経済学の観点から言いますと、環境問題は政府が何らかの手を打ち、何らかの責任を受け持たないと、結果は見えてこないのです。政府レベルでCO2に値を付けるとしますと、@環境税A排出権取引となります。Aの排出権取引には、国内・国外の2種類があります。国外では2,000円〜3,000円/トンと安価なのに比べ、国内の排出権取引はなぜコストがかかるのかといいますと、ここには構造的に食料品等の国外依存と同じ体質が見え隠れしています。コスト論だけで国外依存を図るのが果たして得策なのでしょうか。

【環境セミナー事務局コメント】
環境問題は、自分たちの生活の足元を見つめ、次世代の子供達の何をどの様にして受け継いでいかせるのかの哲学の問題なのではないでしょうか?考えさせられます。



2009年12月24日


「地球年(地球の立場から見た地球環境問題)」
(講演者A首都大学東京産学公連携センター
大学院 都市環境科学研究科 都市基盤環境工学専攻(水文学)河村 明 教授)


【環境セミナー事務局要約】
環境問題に対する考え方を理解しやすくするために、地球にも寿命があるとの学説、考えに基づいて、地球の半生を擬人的に振り返ると人類と未来が見えてくるとの考えから、地球年というスケールを生み出しました。概略的に言いますと、1億年を1歳として考えると、誕生の0歳、1歳6ヶ月の頃月が出来、6歳で海が出来、23歳で大気に酸素が出来、42歳6ヶ月地上生活者(生物)が現れ、45歳5ヶ月恐竜絶滅、55分前に人類誕生、今46歳5ヶ月、100歳、100億年後に死亡となります。この地球が数億年かけて作ったものを人類は300年〜400年くらいで使ってしまおうとしています。この様な状況、地球にとってはどういうことなのでしょうか?環境問題でよく使われる「地球にやさしく」をとは??地球環境問題が人類にとって驚異だからなのです。

【環境セミナー事務局コメント】

母なる地球からすると、私達は、折角大切に蓄えた財産を一瞬の内に食いつぶすどうしようもない【どら息子】【どら娘】なのでしょうか?太陽系の中で地球は46億年生きてきており後54億年の寿命がありますが、アフリカで生まれた人類は、まだ700万年しか生きていません。本当に自分の事として環境問題を真剣に考える時にいることを自覚しました。


2009年12月31日


「省エネルギー対策推進」


(講演者Bクールネット東京 東京都地球温暖化防止活動推進センター 常慶 隆一 氏)

【環境セミナー事務局要約】
「省エネ法」はエネルギーを有効に利用して国民経済の健全な発展に寄与することを目的としたものです。そのため各種の国の省エネルギー関連支援制度も設けられています。都に於いては、省エネ法対象外の事業所に対し、計画書の任意提出制度・省エネ技術研修会や現場相談等による対策の支援制度を設けており、東京版 環境減税も開始します。

その内容は、1.「地球温暖化対策報告書」等を提出した中小企業(資本金の額が1億円以下の法人、個人事業者等)の法人事業税・個人事業税の減免を開始。2.<指定対象機器>3.<減免額>設備の取得価格の2分の1(上限1千万円)を取得年度の税制から減免。4.対象年度(法人)(個人)でそれぞれに定められています。取組み方としては、エネルギー管理体制を整備し、データによる管理をし、エネルギーの使用実績を表した上、客観的な視点での目標設定を行い、全員参加の省エネルギー活動、エネルギーロス、ムダの発見・発掘を行うことです。<クール・ネット東京の無料省エネルギー診断>を利用することを勧めます。省エネは先ず実行することです。

【環境セミナー事務局コメント】

環境問題の一環としての省エネは、【見える化】そして【自分のこととする】ことが第1段階としては必要な事だと、認識しました。自分たちの足元をしっかり見直していくことの重要性に改めて気付かされました。


2010年1月7日


「「国内クレジット制度」を活用した中小企業のための支援事業」

(講演者C全国中小企業団体中央会 全国中小企業団体中央会

 政策推進部エネルギー管理士 大槻 満 氏)

【環境セミナー事務局要約】
排出量取引の国内統合市場(各種クレジット)があります。そして、「国内クレジット制度」を活用した中小企業のための支援事業があります。1.経団連自主行動計画に参画していないこと。2.平成20年10月以降の事業(方法論にあるものか新方法論提案)3.事業の投資回収(自己資金)で3年を超えること4.ソフト支援内容 @省エネ・炭酸ガス削減事業に関する診断 (無料・原則1日)A制度への計画書作成支援 (無料)B 計画書の審査機関への審査費用支援(最大50万円)C実施後審査費用 (最大15万円)。

地球温暖化問題が地球規模で考えなければいけない問題であり、産業政策の一部としての中小企業政策には収まりきれない課題であるため、企業で自己完結できないのです。そこで、環境情報等を全体で共有し、正確に伝えられる仕組みづくりをすることが、重要な事となります。

【環境セミナー事務局コメント】 

中小企業において必要な事は、第1段階として環境情報等について共有し正確に伝えられる仕組みづくりをし、第2段階としてのカーボンオフセットの為の各種クレジットをどの様に活用するかということですが、問題と課題をしっかり認識できるよう情報を共有しながら始めて行く事なのではないかと考えました。


2010年1月14日

「練馬区における地球温暖化CO2削減対策」


(講演者D練馬区環境まちづくり事業本部 環境清掃部  鈴木 義明 参事)

【環境セミナー事務局要約】
練馬区は、2009年3月に、「練馬区地球温暖化対策地域推進計画」を策定し、短期的・中期的目標を掲げ、区民、事業者、区が足元からの温暖化対策に取り組むため、「練馬から広げよう エコの“環”」という基本理念を掲げました。それは、CO2総量はH17(2005)年度実績で202万トン、H24(2012)年度には、H2(1990)年度比32.3%増が見込まれていることと、特性として95%が、民生家庭部門(一般家庭)、運輸部門、民生業務部門(飲食店、事務所、学校、病院など)からの排出という課題があるからです。

区民や事業者の取り組みには、低炭素型ライフスタイルや事業活動の実践、省エネ化の推進、太陽光などの自然エネルギーの利用拡大、自動車等の取り組みには、エコドライブの実践、低燃費自動車への切り替えなどがあります。区は、区の施設や事業において省エネ化、そして区民や事業者の取り組みへの支援や、環境活動の機会の提供を積極的に行っていきます。続いて、リデュース、リユース、リサイクルの3Rの推進です。

また、二酸化炭素の排出を減らす取り組みだけでなく、敷地の緑化や生け垣化を進めるなど、二酸化炭素を吸収する樹木や地域のみどりを守り育てるため、緑被率が30%になることをめざして「みどり30推進計画」を定め、さまざまな取り組みを行っています。

【環境セミナー事務局コメント】

区民1人、1日あたり、0.6kgを減らすとはどういうことか、思わず計算してしまいました。家庭で車利用の場合平均166s/月・人、車無しの場合平均117s/月・人、我が家83s/月・人(2009年10月)、我が家2.7s/日・人(2009年10月)。我が家の場合、電気・ガス・水道のみの計算ですが。やはり、データ・情報を整理し、見直す事が大事だと改めて認識しました。



2010年1月21日

「セミナー開催を終えて@」


2009年11月21日(土)、「地球温暖化におけるCO2削減対策セミナー」が終了しました。ちょうど、2ヶ月前でした。環境問題は地球規模の問題ですが生活者として自分自身の足元をみつめ、今できる事は何かを考え実行に移す日々です。環境問題への情報は多岐に渡り、中々理解しにくい面も多くあることは事実ですが、これからも、情報発信者になったり、情報解説者になったり、情報を受け取り生活者の視点での実践者になったりしながら、係わって行きたいと考え、行動して行きます。

30年前から言っていますが、今年こそは環境元年なのでしょうか?昨年の年明けに、「環境問題は未来予測。環境問題を議論する事は未来予想図を描く事。」と言って、拍手を頂きました。今年も考えは同じです。しかし、今年はこれに、「でも、未来は足元の環境から始まる。」を付け加えたいと考えています。

今日のコラムを書き続けて、約1ヶ年経ちました。改めて読み返してみますと、環境問題に対する考え方を短いコメントで書き続けようとの初期の考えからは少々逸脱した時期も有りますが、これらのことが、環境セミナー開催につながったのではないかと自負しています。今年もまたがんばって書いていこうと考えていますので、よろしくお願いします。


2010年1月28日

「セミナー開催を終えてA」

2009年11月21日(土)、「地球温暖化におけるCO2削減対策セミナー」が終了しまして2ヶ月間、今日のコラムに、要約版等を含め、環境セミナー関連の事を書き続けさせていただきました。今日のコラムにはあくまでも要約版ですので、当日ご参加くださった方も、当日ご参加いただけなかった方も、当HPに情報を整理してUPしていますので、ご一読ください。

今後は、20人から30人ぐらいのセミナーをまた機会を見つけて開催したいと考えています。内容の基本は環境問題ですが、水の話や橋の話なども良いのでは等と考えています。また、環境情報解説者としての視点で考えるなら、環境問題を解りやすくひも解く絵本等も出したい等、アイデアは色々あります。

さて、2010年2月3日(水)に、赤羽の西が丘にあります【東京都立産業技術研究センター】にて、【東京都異業種交流グループ】による【第25回合同交流会】が開催されます。http://www.iri-tokyo.jp/の異業種交流で詳細はご覧ください。今年度は、東京都異業種交流グループの25周年と2年後の施設の青海への移転に伴い、これまでの講演会と展示会方式とは異なり、当施設を利用して、分科会方式の内容となっています。もちろん、環境分科会も有ります。今日のコラムをお読みになった方、興味がわきましたら是非ご参加ください。



2010年2月4日

「改めて地球環境問題」


私達が住んでいる太陽系の地球は、太陽と運命共同体らしく、科学者の方々の意見を色々読みますと、太陽の核融合反応の原料となっている水素が地球誕生から100億年が限界らしく、そうなると、今は地球誕生から約46億年ほどだから、残すところは後約54億年となるようです。その時には、太陽が赤色巨星となり、地球を飲み込んでしまうようです。
そして、地球も自身の自転速度を変えており、誕生以来自転速度は低下しているようです。地球の自転は、30億年前は19時間、現在は23時間56分、約54億年後には44時間。
こう考えてみますと、何のために、誰の為に、地球環境問題を考え議論しなければならないのか改めて考えてみようと思います。


2010年2月11日

「COP10」

何のために、誰の為に、地球環境問題を考え議論しなければならないのかを考えてみますと、やっぱり、人間の為で、今この地球上で生活する私達が地球から受け取っている恩恵を、次世代にどれだけ・どうやって・どういう状態で残して行くことが出来るかという事だと考えます。私達人間が現在と同様に何時までこの地球上で生活して行けるかという事だと思います。

2010年(平成22年)10月に愛知県名古屋市にて「生物多様性条約第10回締約国会議」(COP10)が開催されることになっています。(詳細は http://cop10.jp/aichi-nagoya/
動植物がレッドデータブックに掲載され絶滅危惧種になってしまったと大騒ぎしますが、私達人間だって、このレッドデータブックに掲載され絶滅危惧種になっているのです。

考えてみてください。この地球上が人間にとって住めない環境になろうと、また、この地球上に人間がいなくなっても、この地球は自転しながら太陽の廻りをまわり続け、地球上の自然生態系は生息して行くのです。


2010年2月18日

「エコロジカル・フットプリント@(gha:グローバル ヘクタール)」


私達が生活するこの地球が自身で再生できる能力を示し説明するために、色々なスケール(ものさし)がありますが、その中の一つに【エコロジカル・フットプリント】というものがあります。これは、あるエリアの人間の生活(経済活動)を支えるのに土地や海洋が必要かを表面積(ヘクタール)に換算する方法です。(@農作物の生産地A牧畜業の牧草地B水産業の水域C林業地の森林DCO2を吸収する森林)生きて行くのに必要な面積は一人当たりに換算すると2.2gha。反面、生産能力は1.8gha。0.4ghaが不足(2003年値)。生産能力の方が上回っていたのは、1980年代までだったようです。2003年段階で、地球に25%太って表面積増やしてもらわないといけない状態となっていたのです。私達の体は太れますが、地球に頼む事は出来ません。地球に負荷を掛け過ぎていると思います。


2010年2月25日

「エコロジカル・フットプリントA(gha:グローバル ヘクタール)」


【エコロジカル・フットプリント】で換算しますと、私達の日本では、5.5億ghaとなっており、生きて行くのに必要な面積は一人当たりに換算すると4.3gha、生産能力は0.7gha、3.6ghaが不足となります。世界が日本と同じ生活をしたら、地球×2.4倍となります。これがアメリカならば、地球×5.3倍となります。

私達が生活するこの地球環境を単に一つだけのスケールだけで語る事は語弊も有りますが、改めて地球環境問題を考え直してみるのには便利な物と考えています。

私達人間社会の科学が暴走しているのだとか、文化が文明を新幹線で追い越してしまっているからだとか、様々な考えはありますが、別の見方をするならば、地球にある様々な我々が利用している資源を無駄遣いしているのではないかとつくづく考えさせられます。


2010年3月4日

「食のイベントにて」

2010年2月9日(18時から)、練馬区光が丘にあるホテルカデンツァ光が丘の地下ラ・ローズにて「めざせ!ねりま産まれの食材食育文化の創出」(「おいしい練馬」シリーズ第5回NICシンポジウム:主催ねりま異業種交流会)が開かれ参加しました。練馬のフルーツを使った料理をシェフが調理ショーの後、試食会(大いに舌鼓とおしゃべりしました)がありました。

また、2010年2月10日(最終日でした:開催日2月8日〜10日)、東京ビッグサイトで開催された、「第44回2010スーパーマーケット・トレードショー“創”ニッポン」も見学に行ってきました。http://www.smts.jp/ 余りの広さと賑わいに疲れましたが、味見をしたり試飲をしたりしてきました。(地ビールは気がつかずもっぱら酒と焼酎となりましたが)

どちらにも「食育」「地産地消」が中核となるキーワードでしたので今月の今日のコラムで再度考えてみたいと思います。


2010年3月11日

「食育?地産地消?」


『ウィキペディア(Wikipedia)』フリー百科事典によると、食育(しょくいく)とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである。2005年に成立した食育基本法においては、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられている。単なる料理教育ではなく、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化、食ができるまでの第一次産業についての総合的な教育のことである。この言葉を造語した石塚左玄は、食品の与える影響に関する独自の説によって、子どもに食べさせる食品の影響によって子どもの心身を養うという意味で用いた。となっています。

また、地産地消(ちさんちしょう)は、地域生産地域消費(ちいきせいさん・ちいきしょうひ)の略語で、地域で生産された農産物や水産物をその地域で消費することである。となっています。

どちらも、身土不二ですね。

再度解説を頼りました『ウィキペディア(Wikipedia)』フリー百科事典によると、@身土不二(しんどふに)仏教用語であり、「身」(今までの行為の結果=正報)と、「土」(身がよりどころにしている環境=依報)は切り離せない、という意味であり、A身土不二(しんどふじ)となりますと食養運動のスローガンで「地元の旬の食品や伝統食が身体に良い。」という意味で、大正時代に「食養会」が創作した。となります。



2010年3月18日

「食事を作る身としては@」

区の保健センターが開催する食育教室にも通いました。本も読んで見ました。インターネットで検索して知識(自分で探しますので少々偏っているとは思います)を仕入れました。「マゴワヤサシイ」という言葉も知っています。マ(豆類)ゴ(ごま)ワ(わかめ等海藻類)ヤ(野菜)サ(魚)シ(椎茸等キノコ類)イ(イモ類)をバランスよく食べましょうということですね。さて、結果、食事を作る身としてはどうしたと思いますか?毎日、弁当を含めると家族の分3食作るのですから。どこかで結論出さなければなりません。作りながら試行錯誤はあるものの、食材をしっかり吟味して、バランスよい食事と家族で食卓を囲んで食事をするというのが、たどり着いた結論です。このコラムを読まれて「なーんだ」と思われる方がほとんどだと思いますが、それが結論です。

家族が同じ食卓について食事を取るということは、無駄なエネルギー消費も無くなり、家族間の会話も出来る、また、楽しく食事が出来るということは健康にも良いことです。環境問題の会議の時、市民レベルで交わされる小さなエコのひとつでもあります。

でも、防犯には気をつけてください。一箇所だけに明りが灯って他の部屋が真っ暗だと、空き巣に狙われるそうですので、ご注意ください。


2010年3月25日

「食事を作る身としてはA」

 今月の最初にも書きましたが、食に関する色々なイベントがあちこちで開催されています。また、国など行政においても色々な施策が打ち出されています。そこでいつも思うのです。やっかみと思われるかも知りませんが、どうも、私たち365日、3食、食事を作る人のことが、忘れられているように感じてしまうのです。産業分野においては、マーケットイン、CRM、お客様の信頼をかちえ、お客様から価値を教わるのが、これからは必要なことで、コールセンターに届いたお客様からの質問の影に市場のニーズが隠されているといわれています。第一次産業部門にはこのような発想はないのでしょうか?クレームを言いたいのではありません。毎日の食材をどうやったらきちんと確認して手に入れられるかの情報が欲しいのです。全国にJAがあります。また国には農林水産省があります。お願いします。
なんか、少々愚痴っぽいコラムとなりましたが、思っていることを書かせていただきました。